春のお彼岸は3月の春分の日を中日として前後3日間の計7日間を期間とし、秋のお彼岸は9月の秋分の日を中日として前後3日間の計7日間を期間とします。
春分の日と秋分の日は、国立天文台が発行する官報での公表をもって、翌年の日程が定められることになっています。
彼岸という言葉はもともと仏教の言葉であり、意味としては煩悩を脱した悟りの境地のことを指しています。
煩悩とは、心身を悩ませ、乱し、煩わせ、汚すすなわち悟りの境地を妨げるあらゆる精神作用のことです。さらに、三途の川をはさんで、我々が住んでいる世界を此岸、そして向こう側の仏様の世界を彼岸といいます。
つまりお彼岸とは、我々人間の迷いや苦しみの原因となる煩悩のない、悟りの境地に達した世界であり、極楽浄土のことを言います。
「彼岸」に行くためには6つの大切な修行をしなくてはなりません。
~~~6つの修行(約束)~~~ 日蓮宗より
①自分の持っているものを誰かに分けてあげよう!
②ルールを守ろう!
③決して怒らない!
④何事も一生懸命にしよう!
⑤いつもニコニコ穏やかにいよう!
⑥よく考えよう!
この6つの約束は「六波羅密」といい
①布施、②持戒、③忍辱、④精進、⑤禅定、⑥智慧、
と言います
お彼岸は年に2回の大切な約束ごとを始める期間として定められたのかもしれません
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